ワルズギル殿下退場で寂しい日曜朝’11.11.13.

　えっと今更でございますけども、日曜朝のスーパーヒーロータイム。殿下退場回でございましたです。
　バリゾーグ退場、アカレッド登場、ゴーカイジャー大いなる力げっと！！！そしてカンゼンゴーカイオー登場。
　そして殿下販促に負けて退場・・・・。
　これだけのことを３０分に詰め込むだけ詰め込んでるので。かなり内容の濃いー３０分でございましたです。

　殿下トドメ刺さずに凱旋帰還して祝杯とかあげちゃったり、バリゾーグの死に対し弔い合戦だと怒り狂ってグレードワルズに乗り込んだり、父親やダマラスを超えたい、認められたいと思ってたり、最後の最後ここで終わるのか・・・と散ったり、そしてダマラスに遺体をお姫様抱っこされたりと殿下帯状回として色々てんこ盛りでございましたです。

　殿下は決して無能ではないけど、七光りだということを自覚して、それを超えたい認めてもらいたいと思ってて、でもその七光りのせいで孤独だと思い込んでて、ダマラスは本気で殿下のことを思ってたけど、それが見えなくて、唯一信じられたのが洗脳改造されたバリゾーグだけなんですよね。
　そしてそのバリゾーグも最後の最後にシド先輩の意識が戻って魂が救われたわけで・・・結果殿下は独りぼっちであの世へ行かれたわけなんですよね・・・・。
　まあ殿下にとっての救いはダマラスが殿下のことを本気で思ってくれてたということなんでしょうけども。
　その後きっとダマラスは殿下のかたき討ちに燃えそうだし、悪役の華々しく痛々しい花道であろう基地へ単独突入をやってくれそうですし・・・そこで殿下のことを少しでも思って後を追ってほしいものですね。

　勿論バリゾーグの最期もジョーとの一騎打ちは格好良かったですし、自分はボスを守るために存在するので、ボスは自分を守ることはないという問いに対し、殿下はＹＥＳという答えも出た回でもあるんですよね。
　
　勿論ゴーカイ側の話からしたら、守る守らないというそういう問題の話じゃないということなんでしょうし、誰かを思うこと、決して一人じゃないわけだし仲間がいるから心を一つにして何かに立ち向かうということなんでしょうね。
　それが一人だと思い込んでた殿下と、仲間がいることを気づかされたマベちゃんの違いということなんでしょうね。

　そして何だかんだと大型ロボ戦で細かくビルセットを作ってもらったり、爆発しまくりだったり、燃えのナベカツが撮影してたり、最後の最後の廃墟のセットまで作ってたりと販促回で退場だし、殿下の花道としてはちゃんと用意して貰ってるなーって思ったりもしましたです、ハイ。
　それにしてもバリゾーグや殿下、着ぐるみとはいえ今の戦隊の中でも珍しくハッキリ死というのを書いてる話でございましたわね。
　結構爆発とかでごまかされたりしてるのが多い中、きっちり回線がショートしてたり、黒焦げの遺体をはっきり映してたりして、今のドラマよりも結構ハッキリクッキリと書いてるなと思っちゃいましたわ。そういうのって大事ですよね。

　そしてＣＭでＶＳシリーズの予告が流れましたわね。あの銀ピカのギャバンかっけー！あの光沢感って当時は絶対なかったけど、きっちりギャバンを表現するには一番でしょうね。・・・もうおばさん映画館へ行きたい！！！

　そして次回は学園青春メガレンジャー回ですわね。健汰・・・浪人してたのに先生になったんだ・・・頑張ったんだね。って思ったりもしましたけども。
　個人的に一番テンション上がったのは、予告の諸星学園が当時のままあの平成国際大学だったことでございますです。一時期凄いロケのメッカだったんですよね。
　エイトつながりならあのあぶない放課後のロケ地でございますです。