SSブログ

国民の映画 森ノ宮ピロティホール'11.04.12. [舞台、コンサート]

 えっと昨日生まれて初めて森ノ宮ピロティホールに行ってきましたわ。舞台ですわ、舞台。
 少し奥のほうにございましたけども、綺麗な劇場でしたわ。しかしこんな住宅街みたいなところで色々迷惑かからないかしらとか心配になるようなところでもございましたわ。
 近所に飲食店がたくさんあるので、割と冒険するのも面白そうなところでもございますわ。これから色々お世話になるのかしら・・・ワクワク。

 そしてピロティホールに行ってきたのは舞台でございますです。見たのは三谷幸喜最新作国民の映画でございますです。
 出演は小日向文世さん、段田泰則さん、石田ゆり子さんなどなど。そうそうたる三谷ファミリー大集合って感じでございますです。本当役者さん達素晴らしいですわよ、上手い下手なんて言ったらどつかれるくらいでございますです。

 さて舞台でございますけども、舞台が第二次大戦中のドイツ。登場人物が実在の映画人や政治家さん達。予備知識なしでも十分面白いですし、結構説明とかもしてくれますけども、ある程度歴史のお勉強していったほうが話に深みが出て面白く見れるかと思いますです。
 作品としては、三谷さんらしいコメディだけど、かなりブラックで人間の悪や罪を書いてるので、三谷さんらしくない題材でもございますです。
 最初に主人公の元に仲間(とりまき)が集まってきて、ドタバタして、物語が終盤になるにつれ、仲間(とりまき)が離れていき、孤独になる。主人公の人生を一日で表現するという手法でございますです。
 演出とか音楽とか効果音を生オケにこだわったり、ワンシチュエーションだったり全体的に三谷さんテイスト満載でございますです。
 なんとなく大河の新撰組!に近い雰囲気かも、コメディで気楽に見れるけど、最後にドスンとくるので結構考えさせられたりもしますです。見て絶対損はしないですし、面白い舞台ではございますです。

 舞台としては休憩挟むけど一幕60分、二幕120分で計3時間な長丁場な舞台でございますです。
 そしてパーティが開幕するまでの登場人物紹介だけで1幕使ってますです。そこまでがすごいしんどいのでございますけども、これが後半の本編に対しての予備知識満載なので、とても大事なシーンなんですよね。
 構成として凄く大胆だなーと思いますし、逃げ場のない舞台ならではの構成でもあるんでしょうね。
 そしてこの1幕があればこそ、後半の怒涛な展開についていけるわけですし、必要最低限の知識で物語が深みがでて面白くなるわけでもございますです。

 本当見に行って良かったと思える作品ですわ。

 ちなみに森ノ宮ピロティホールはトイレの数が少ないので、用をするには、前もって駅や飲食店ですませてから挑んだほうがよろしいかと思われますです。
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。