ＣＯＮＴＲＯＬ 第８話'11.03.01.

　はい、今回はちゃんとリアルタイムで見れましたわ、コントロール。多分来週からリアルタイムで見れなくなるからちょっと辛いでございますです。
　まあ肝心要の寺西メイン回が見れたからいっか。

　今回寺西くんがメインで、主役２人の出番が減って刑事さん達も動き出したので、やっと面白くなってきましたわ。８話目にしてやっと面白くなったと思わせることが凄いですけども。
　有閑倶楽部でさえ５話、左目さんですら７話でしたのに。

　さて内容でございますが、まっっっったく！！！捻りのない作品でございますので、まあものの見事に予想があたってしまいましたわ。逆に凄いですわ。
　そんな中我等がヒロイン化し続ける寺西くんでございますけども、警官コスプレや自動車運転という萌えポイントを発揮しながらも、やっぱり杉さんと寺西くんという組み合わせには萌えが一番はありますわ。
　本当にあのおじいちゃんと孫みたいな関係が素敵だし、何だかんだと寺西くんを心配してるのがいいですわね。
　後、最後の最後までカッシーを信じ続けてる寺西くんが可愛いというかいじらしいというか、でもキレキレ演技はトラウマ発揮レベルですわね。まあずっと一人信じてるからアリバイ工作とかは許せなかったのでしょうけども。
　ドラマとしてはにわか仕込みでウザイだけの里央ちゃんが心理学云々喋り出して数字の下がる瞬間を遺憾なく発揮してくだすったターンで、再犯率の高さなどをちゃんと説明した上で、カッシーは犯人じゃないという自分のカンというか考えを信じてるというのは、別に熱くなってたり物事に流されたりしてるわけじゃなく、刑事としてのロジックを越えてないという証明でもあるんですよね。
　むしろ刑事のロジックを越えてるのは、状況証拠や心理学に酔いしれて、カッシーを犯人だと決め付けてる刑事さんやマスコミ、南雲教授のほうであって、その結果無実のカッシーを追い詰めてしまったということになるんでしょうね。

　あの最後の立てこもりで「オレの無実を証明しろー！！」という展開にはビックリしましたわ。これは面白かったです。
　なんていうか、今回は刑事さん達の冒頭の銀行金利のやりとりとか、陣頭指揮を執る課長と北村さんとのやりとりとか、細かい部分で凄いキャラをちゃんと立ててたし、本当に寺西くん達刑事さん達が動き出すと物語が面白くなるという法則が出来てしまってますわね。

　後物語としては本当に捻りがないので、推理ドラマとしては本当にどーしよーもないし、２話でまたぐような話でもないのですけども、人情系刑事ドラマとしては面白かったです。
　主にカッシーの演技力でもってた気がしないこともないのですけども。カッシーが本当に可哀想で可哀想で。そこに寺西くんが助け舟を出すというか最後まで信じてるというか・・何気に白線流しの逆パターンですわね。