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銀魂 第503訓:瓢箪から駒'14.07.28. [銀魂]

 えっと、横山馬鹿ブログなのに銀魂の感想でしか更新しない今日この頃。・・・いいのか、世間は亮ちゃんの主演ドラマとかで盛り上がってるみたいだけど・・・・。一応伝説のヤンキーは凄く頑張って見てるんですけどね・・・・。

 人違いでボコボコな喜々様。賊の襲撃と勘違いされそのまま救急車で搬送されちゃいました。
 そしてその光景を見下ろす高杉と神威。

「こっ、この方はいずれこの国を治むるお方・・・
この国最後の希望だ!!
絶対に死なせてはならぬっ!!」

 このお言葉で一橋派にとって喜々様がどういうポジションにいるのかが判りますわね。
 そして後の高杉のお言葉で判るのですが、高杉が喜々様をこのようにプロデュースしたということでもあるんですね。

「人がここまで祀りあげてやったのに
 将軍の座ほしさに勝手に殿中で凶行に走るようなうつけだ
 最後の一手は差し誤れば
 敵の首級ではなく己の首が落ちる悪手に変わるのをあの坊はしらねェ
 まあここまでかついだ神輿だ
 たとえ首一つになっても
 利用させてもらうがな」

 ここで高杉のプロデュース能力が発揮されてたのが判りますわね。喜々様は所詮世間知らずの傀儡にすぎなくて、今まで大物感出してたのはすべて高杉のお蔭だったと。
 そして将ちゃん暗殺を企ててたのは喜々様だということがこれで判明したわけですが、今回の暗殺未遂事件はあくまで物語のとっかかりにすぎないのかなと。
 そして最後の一手云々は本当に喜々様に降りかかってきそうですわね。そしてその逆というか切り札的な決めの一手は将ちゃんが持ってそうですわね。
 まあ高杉や神威が今回の件で最後の一手を差し誤るというパターンも考えられたりしますけども。

 そして祭り好きの高杉がわざわざ喜々様をプロデュースして中央に近づく理由って・・・・ってちょっと思っちゃいますわね。
 まあ将ちゃんよりうつけの喜々様の将軍の時代の方が中央纏めてぶっ壊しやすいからということなんでしょうけども。なんとなくですが、紅桜や動乱編みたいに派手に動くと桂や銀さんが動いて邪魔をしてくるからかな・・・とか思ってみたり。多分高杉にとって一番鬱陶しくて厄介な存在は桂や銀さんなんだろうなと思わないこともないです。
 後首一つになってもというのは、このまま見捨てずに利用するよということでもあるし、文字通り死んでも事件を将ちゃん側になすり付け一橋VS幕府の全面戦争に持ち込むよという意味でもあるのかなと。

高杉「将軍三冊の剣技を一橋派にかけていた中央の目をこれで逸らせる
 一橋公も将軍と同じく何者かに命を狙われた被害者ってワケだ
 少々派手に暴れようが疑われる事もねェ
 将軍をとるのも国ひっくり返すのも自由だ」
神威「ふふん
 武力100の駒の出番だね」

 高杉のこれで~で将軍暗殺の嫌疑から喜々様が外れることになり、喜々様退場ということになります。
 つまり今回のシリーズで一橋VS幕府の全面対決は回避されるということですわね。まあ全面対決は別の話で喜々様の掘り下げをきっちりやった方が面白いかもですわ。
 派手に暴れようが~で、派手、暴れる、というワードで高杉は神威を煽ってますわね。
 そして武力100の駒でございますけども、多分この武力100の駒というのは春雨もしくは神威自身を指すのでしょうね。
 神威は別に政局に興味があるわけじゃなく、夜兎の本能に忠実なただ暴れたいだけの男でございますし、派手に暴れられるよ☆というお言葉に反応したから「ふふん」と不敵に笑ってるのでしょうね。
 そして今回の一件で高杉は神威を動かすことでまだ表舞台に出ないつもりなんでしょうね。つまり喜々様の仕業の後始末ということなんでしょうね。
 神威自身もまた、高杉に使われる駒だと判ってるから武力100の駒と言ったんだろうなと。神威は馬鹿ではないんですよね・・・ただこの子もなんだかんだと中二患ってる子なんでしょうね。

「作戦はこうだ
 将軍を無事京へ送り届けるため、3人の影武者をたてる
 本物の将軍は幕府御用達の貨物船の荷にまぎれ
(略)
 一人目の影武者はこれを隠蔽するため江戸に残る
(略)
 二人目は海路で北へ
(略)
 そして三人目は陸路を西へこれも陽動だが
(略)」

 とっつあんの説明で陸海空の3つのルートがあるということですわね。今回陸と空は出て来たけど海ルートが地味に気になりますわね。

「陽動というより影武者を餌に敵を引きつけ
 得物を腹から食い破る罠・・・・それがてめーらだ
 (略)
 ここにいる連通は立場も身分もバラバラ
 だが利害を越えて将軍のために集まってくれた連中だ
 ならば俺も身分なんざ忘れて
 ただの将ちゃんの悪友としてこの戦に臨もう
 身分の貴賎なんざ関係ねェ
 ただ同じく一人の将軍を愛した者として共に戦おう
 主君も家臣も関係ネェ
 ただ一人の将軍のために
 共に戦おう
 必ず帰ってこい
 あの将軍の国で再び会おう」

 とっつあんカッケーこと言ってます。そして何気にここに戦力集中してるということは、神威達はここを狙ってくるということですわね。
 単純に強いサムライと戦えてオラワクワクすっぞ!的な展開になるのかなと思ったりもしますし。
 そして獲物を派らから食い破る罠・・ということからして、とっつあんはすべてお見通しなのかなと思わないこともないです。
 友達として戦に挑む、共に戦おうとのところのコマが近藤さんさっちゃん土方、神楽新八だけで銀さんがいないのが、ちょっと面白いですわね。
 あの将軍の国で再び会おうというお言葉で今回の話のゴールが見えましたわね。将ちゃんの治める国なんでしょうね。下手したら銀魂のゴールも将ちゃんが作る新政権なのかも・・とちょっと思ってしまいましたですわ。

松平「頼んだぞダチ公ども
 そして
 影武者よ」
銀時「あの、どーでもいいけど早くしてくんない。こん中スゲェ暑いんだけど」

 ここで近藤さんと土方ツッコミ入れてますけども。ギャグとして片付けてますけども・・・。真面目に解釈するならば、今までのイイハナシは銀さんにとってどーでもいいことなんですよね(笑)。
 まあ松平のとっつあんもダチ公と影武者で切り離してるから、銀さん=白夜叉、攘夷側の人間というスタンスなんだろうなと。

 さっちゃんテレながら銀さんが影武者という危険な任務は任せられないと言ったからみたいなことになってますが、どうみても銀さん影武者はダラける気満々でございます。
「オイメス豚キングダム読み終わったから次テラフォーマーズ全巻3分以内に買ってこい。でなきゃ打ち首な」

 銀さんの影武者三勤交代はまあ本当にさっちゃんを護る為というのはあるのでしょうね。全蔵に護ってくれと言われてここに来てるわけですしね。まあ本当にダラける気満々というのもあるでしょうけども。
 銀さんのメス豚発言は、銀さんのさっちゃんへ対する愛情表現でしょうね。さっちゃんはドMですしね☆
 そして空知はテラフォーマーズに嵌ってるんだなと今回見て思ったりもしましたです。

 万事屋と近藤土方の漫才はなんかいつものやり取りって感じで和みますわね。
 とりあえず神楽ちゃんはバカ殿ですわね。将軍じゃなく殿ですよね。新八のは教科書で落書きされそうな将軍ですわね。

 将軍を暗殺というワードでクナイの雨が降ってきたり、刀を一斉に向けたりといつでもどこでも臨戦態勢な御庭番衆と御徒衆。
 なんか緊迫ムード一辺倒でございますわね。
 でもそんな中お約束のクナイよけきれない銀さん、そしてチョーシこいて真選組に籠担がせちゃってます。
 土方屈辱の表情でございますです。

「おっ・・・おのれェェェェェ!!
 まさかこんな事になるとはァァ!!
 真選組さえ連れてこられれば
 バカ殿にも忍者どもにも仕切らせはしなかったものを!!」

 土方のお言葉と、居残り組の真選組が江戸の将軍護衛を任されてることを考えると、土方近藤は真選組を連れてきたかったけど、とっつあんに却下された。そしてとっつあんの命令で真選組は江戸の将軍護衛に回されたと考えるべきですわね。
 居残り組で久々に原田登場でございます。本当に超久々でございますわね。
 まあ江戸の将軍は影武者の将軍だから居残り組の真選組で充分だろという考えも出来ますけども、一応とっつあんが信用できる警察組織となると真選組lくらいしかいなかったというのもあるのかもですわね。
 そして何故かいない沖田・・・・。一瞬江戸の影武者が沖田かなと思ったけど、沖田が真面目に書き物してると思えないので、おそらくこの江戸の替え玉は日記をつけてる斉藤と予想しておきます。斉藤シャイボーイで無口だから余計なこと言わないから影武者に最適でしょ(笑)。
 沖田は別件で動いてるのか、それとも海航路の影武者で北のドS航路へ旅立ったのか・・・・。

 空路。将ちゃんの側に全蔵が畏まってます。
「お久し振りでございますな全蔵殿
茂茂様と会われるのは何年振りでございましょう」
全蔵「さあな
 あんたの腕がまだ一本生えてた頃か
 舞蔵じーさん」
爺嫌「カッカッカッ相変わらずのお人のようだ
 お互い色々あったという事ですな」

 G嫌生きてたアァァァ!!!今回一番ビックリしたことはこれでした。まさに瓢箪から駒!でございますわね。
 まあG嫌が色々あったですべて説明してくだすってますけども・・・。それでいいのか?色んな意味で。

全蔵「ああ年月なんざ忘れる程にな
 だがアンタに受けた恩だけは忘れちゃいねェよ
 そいつを返しにきた
 将軍
(略)
 あの時アンタは言ったな
 御庭番衆の務めとは将軍を護る事ではなく
 将軍の務めを護る事
 そして将軍の務めとは
 その身を賭しても民と国を護る事だと」
将ちゃん「ああ全蔵
 あとの事は頼む」

 そして全蔵は将ちゃんの首を刎ねます。

 ここで全蔵と将ちゃんの恩と過去に何かがあったことが判ります。
 多分判ってる過去で何かあったと思えるのは、紅蜘蛛編の全蔵のお父さんと地雷亜の話でしょうね。先代将軍をお父さんは身を挺して護ったやつ。
 確かその時、お父さんが護った将軍が護るべき価値があったかどうかとか言ってたし、なんとなく理不尽に思ってたのだろうなと思ってたのを、その御庭番の務めとはの言葉で救われたのかなと思ったりもします。

 そして多分首を刎ねられた将軍は銀時初号機みたいな、アレ・・・であって・・・実際に将ちゃんは死んでないと思うのですが、身を挺して云々に引っ掛かってて、民と国を護る為に将軍が死ぬ必要があったのかなと。
 ひょっとしたら、貨物船の将ちゃん護衛に回ってる中に裏切り者がいたりして・・・。地味にちょび髭の武士はモブキャラじゃないですよね・・・。空知が描いたキャラですよね。

 そして多分全蔵と将ちゃん(幕府)との関係の掘り下げがメインだとは思いますけども、やっぱり気になる桂は一体何をしてるんだろうか・・・。
 流石に高杉と神威が出てきて、今回もスタンバってるだけというのは色々辛いぞ・・・・。
 まあ敵同士である将ちゃんと桂が友達になれるか否か、というのも桂や将ちゃんのテーマになってるだろうし、将ちゃん側の切り札が桂な気もしないこともないです。
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