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銀魂 第489訓:愛と憎しみのアフロ'14.04.14. [銀魂]

 週に一度のお楽しみになってる今週のジャンプでございます。・・・横山馬鹿が吼えてるだけのブログなハズなんですけどねー。

じゅく‐ち 【熟知】
[名](スル)細かなところまでよく知っていること。詳しく知っていること。「―の間柄」「その件ならすでに―している」

 万事屋の呼び鈴を鳴らすアフ斉藤。銀さんの鶴瓶師匠のような人影は・・・って。今の若いジャンプ読者は鶴瓶師匠といえばポロリか、M字禿か、あれ実はコンタクトとかくらいしか知りませんって・・。突然ガバチョとか絶対知りませんって。

「間違いない斉藤隊長だ
この逃げの小太郎に気どられる事なく尾行していたとは・・・!!」
 後の斉藤の行動を見るとヅラの勘違いと判るんですけども、この時点でヅラ追い込まれてますわね・・・っつーかなんでこんな状態なのに万事屋に遊びに来たのでしょうかね。ちょっとした息抜きのつもりだったのでしょうかね。
 そしてこのコマでの神楽ちゃんの下敷きになってる新八の扱いがなんか好きです。

「オイ何とかしてこいよ。このままじゃ俺達まで攘夷志士の仲間と勘違いされんだろーが」
「何を言う銀時、俺達はちぢれ毛でつながったアフロ兄弟ではないか」
「誰の頭がアフロだ」
 この会話も幼馴染のちょっとしたジョーク混じりの会話なんだけど、後の行動を思えば結構意味深ですよね。
 銀さんは巻き込まれるのは御免だといいつつ、全力でヅラを匿ってるのに対して、ヅラの場合は匿ってくれてる間にその場から黙って消えちゃってるんですよね。まあ万事屋に迷惑をかけたくないという思いのほうが強いのでしょうけども、なんか行動だけ見ると銀さんを利用して上手く逃げてる印象を受けます・・って実際そうなんだけども。

 斉藤、玄関から姿が消えたと思ったら裏から強行突破です。無駄に戦闘スキル高いから、色々勘違いされちゃってるんですね。本人はただウンコが我慢出来なかっただけなんですよね。

「裏から強行突破!?」
 ここ新八は驚いてますけども、新八は斉藤の行動に驚いてツッコミ入れてるだけなんですよね。別に動揺してたり慌ててるわけじゃなく新八は通常運転なんですよね。
 神楽ちゃんは結構冷静にヅラを隠しふすまを閉めて対処してるんですよね。

「ヅラ隠せ!!ヅラ隠せ!!」と銀さん2回言ってます。
「な な な なんだツミは・・・!?
人の家にアフロでヅカヅカと・・・。し・・・失礼じゃないかね!!」噛み倒してますね
「オッ・・・オイ君何をしてるんだ!!
まずアフロを脱ぎたまえ・・・
ウッ・・・ウチは怪しいアフロなんて栽培してないぞ!!やめたまえ!!」
 完全に動揺し慌ててますわよね。最後のほうなんて自分が犯人ですみたいな言い方ですものね。

 ヅラと斉藤がニアミスしそうになると、斉藤に洞爺湖突きつけてますわよ。
「警察だか何だかしらねェが坂田家には坂田家の法律ってもんがある
これ以上人ん家に汚ねェちぢれ毛落とすならパイ○ンじゃすまねェぜ大将」

 ここで何故坂田家?とか思ったりもしたけど、万事屋だと店になっちゃうので間口が広くなるからでしょうかね。人ん家に土足で踏み込むなということなんでしょうけども、絵の角度が丁度銀さんと斉藤、銀さんの後ろに新八神楽の足、壁の向こう側にヅラときっちり描かれてるんですよね。
 つまり、銀さんにとってヅラは坂田家のカテゴリに組み込まれてるということなんでしょうかね?何気にちぢれ毛でつながったアフロ兄弟に対する銀さんの答えがここに出てますわね・・・・。
 まあヅラは坂田家の法律を護ってお邪魔してるだけなのかもしれませんけども・・・・。
 考えたら身寄りのない銀さんにとって一番一緒に長い時期を過ごした人って桂くらいしかいないんですよね。・・・高杉はあんなことになってますし・・・。

 そんな銀さん達の混乱ぷり緊張感MAXぷりをよそに斉藤はトイレにダッシュでございます。っつーか斉藤もある意味緊張感MAXだったんでしょうね。

「極度の無口ってのは本当らしいな。探し回ってたのはヅラじゃなく便所だったのか」
「どんだけもれる寸前だったんだよ。散々暴れて無言でウンコ置き去ってくってどんな警察!?」
 銀さんちょっとここで安心してますわね。新八のツッコミが的確すぎて泣けてきますわ。阪口大助さんの声で脳内再生余裕でございますわ。
 そして斉藤はウンコと共に万事屋に依頼書を置いていきましたです。
「仕事の依頼にきてたのォォォ!?」
 ここで一番驚愕の表情してるの銀さんなのが個人的にツボです。銀さんやっぱりオレを巻き込むな面倒クセーな態度を取りつつも一番動揺してますわね。

「オ・・オイヅラこれって・・・。
・・・・・アレ
ヅラは・・・!?」
 多分ヅラが消えたのは銀さんが洞爺湖つきつけてるあたりでしょうね。
 そして考えたら今後一か月近く銀さんと会ってないんですよね。
 後、原作だと竜宮編とかこたつ回とか、結構最後のコマにいなかったりしてるんですよね。ヤバクなると逃げてるということなわけですけども、流石逃げの小太郎というべきなんでしょうかね。

「どうやら銀時達がうまくごまかしてくれたようだが・・・
あの男・・・俺の正体に迫りつつあるのは間違いないようだ」
 ヅラの勘違いですね。
「内偵調査隊真選組三番隊隊長斉藤終
無口で何を考えているか読めぬが
やはり・・・侮れぬ男・・・」
「先手をうたねばいずれ正体を暴かれ粛清される
殺られる前に殺らねば・・・」
 ここのヅラの発想が穏健派に転向したとはいえ、攘夷志士でありテロリストとして長年命を狙われ続け追われ続けてるヅラならではなのかなと思っちゃいますわね。
 考えたら10年以上攘夷活動続けてるわけですし、相当荒んでてもおかしくないんですよね・・・。実際初登場時は爆弾魔で荒んでましたし。

「万事屋さんへ
突然の手紙お許しください。私は都内に勤める公務員のZというものです。
今回長年誰にも話せず一人抱えてきた悩みを解決してもらいたく特命で手紙を書かせてもらいましたZ」

 はい、まず色々丸出しなお手紙なんですけども、ここで一つ疑問がございます。何故斉藤は万事屋に手紙を書こうと思ったのかということなんですZ。
 まず斉藤は真選組だし万事屋のことを知ってても不思議じゃないとはいえ、近藤土方沖田と比べてがっつり絡んでたわけじゃないので、いきなり悩み相談に乗って貰うというのが不思議ですわね。
 なんとなくですが、沖田あたりが斉藤に入れ知恵したのではないかなーと予想したりします。
 沖田は斉藤の考えてることが判るみたいですし、柱の正体も感づいてると思われますし、斉藤と桂の仲を取り持つなら万事屋だろと発想しても不思議じゃないなと。

 長い手紙に対してツッコミ入れまくりな新八お疲れッス。
 個人的に武州時代の土方の後ろの沖田がツボですわ。このうんちってアレっすね、Dr.スランプ的なうんちですわね。
 後締りが悪いというネタのためだけに斉藤の名前が(しゅう)から(しまる)に変わったのかなと思わないこともないです。
 「是非友達になりたい人帳」略して「Z帳」このななめ上過ぎる発想好きです。

 多分先週の感じからして、ある程度怪しい人を土方あたりが選別して三番隊に入れてるというのもあるだろうし、後ろ暗い人達だから斉藤から有意義な情報を得られないかと近づいてくるというのもあるでしょうし・・・。
 斉藤は自ら話しかけるということは難しそうなので相手側から近づいてくる人が友達になってくれる人の第一条件だったのかもですわね。

「たとえ隊規を犯した者でも、もう仲間は斬りたくない。
そんな事ならもう友達なんていらない
しゃべる事を諦め沈黙し孤独に生きていた私の前にだがしかしその男は突然現れたのですZ」

 つまり真選組の面々は既に仲間ということですわね。きっと近藤さん達は斉藤のそういうところも既に察知してるんでしょうし、そして無口で沈黙し孤独に生きてるということも受け入れて見守ってるんでしょうね。
 まあ近藤さんはクールで無口な人だなーくらいで解釈しちゃってそうですけども。

「その男は黙りつづける私に臆する事なく何度もずけずけと話かけてきましたZ
その男は臆病な私の心などかまいもせずに人の心に何度もずけずけと入り込んできましたZ
厚かましくも逞しきその男を見て私は確信しましたZ
私と会話できるのはこの男しかいない私の友達になってくれるのは
柱阿腐郎しかいないZ」

 ここでの柱の説明を見ると、きっと幼少銀さんとヅラが仲良くなったきっかけってこんな感じだったんだろうなと妄想できますわね。

「んー面倒臭ェ事になっちまったな
だがもう友達は斬りたくねェっつってんだ
ヅラを斬らせるワケにもアフ狼を斬らせるワケにもいくめェ」

金もたんまりうけとっちまったし・・・
 という手描きの字もいいですわね。絵は面倒くさそうにお金をしっかり数えてて、金貰っちゃったから行動に移すしかないべみたいな感じでございますけども。
 友達は斬りたくねェという言葉がヅラを斬らせるワケにもに繋がるのは判るんですけども、何故ここでアフ狼を斬らせるワケにもいくめェが出てくるのかなーと。
 つまりここで判るのは銀さん自体は今回の桂の真選組潜入はあまりお好きじゃないということなんでしょうね。
 桂には危険で過激な攘夷活動はして欲しくないというのが銀さんの中ではあるのかなーと思っちゃいますわね。

「となりゃ本当にあの二人友達になってもらうのが早いのかもしれねェ
確かに連中は敵同士だがもしヅラの方に情が湧けば
面倒を起こす事を諦め手を引くかもしれねェ」

 つまり銀さんにとって斉藤と桂の友情は首を突っ込むきっかけに過ぎないわけで、本命はこれなんでしょうね。桂が真選組潜入を諦めてくれることなんでしょうね。
 まあ実際過去の西郷、ホウイチ、松平父娘、将ちゃんとそれぞれ興味を持って首を突っ込んだ結果相手を助けてるんですよね。
 だから今回も銀さんが大体熟知した結果の作戦だからあながち間違いじゃないんですよね。

「それにヅラの修正は大体熟知してる何とかなるだろう」
 大体熟知してるって日本語おかしくね?

「ーZさん
(略)
それにヅラ他人というのは人の話を実はそんなにきいていません
(略)」
 わざわざヅラと書いて消してるのが銀さんですわね。っつーかヅラ人の話聞いてないんだ。

*困ったら笑顔。
*トラブルはどんな言葉にも勝る話題。
*仕事に連れ出汁その質問に答えてみる。

 この辺のツールが今回の話のキーになりそうですわね。

「・・・何としても早急にこの男を除き三番隊の実験を握らなければ
少々汚い手だが毒を盛らせてもらった。
大義のためだ手段は選んでいられぬ
まさか屯所内で命を狙われるとは思ってもいまい
(略)
安心して死んでゆけアフ狼ォォ!!」

 珍しく黒いヅラが出てきましたわね。獄門島以来でしょうかね。
 でも斉藤の笑顔にびびってたりして悪いことをしたとか後ろめたさがあって、基本悪いことは出来ない人なのかな・・とか夢見たりもしますです。
 ・・・っつーか毒入り茶を用意したヅラにも後ろめたさが勝ってたせいもあるけど、普通に湯呑に頭突きかましてる男って恐いとです。
 個人的に斉藤のてへっの破壊力は抜群でございましたです、ハイ。

 そして一部始終叢から見守る万事屋。単純に真選組のセキュリティが心配です。

 仕事に連れ出して会話を展開しようとしますが、斉藤拷問官も兼任しておられまして、そこにいたのはエリザベスでした。
「つーかなんでアイツも真選組の制服着てんの
ひょっとしてアレでアイツも潜入しうおとしてたの?バレねェと思ったの?」
 ・・・多分その通りなんでしょうね。流石銀時、大体熟知してるだけのことはありますわね。
 多分拷問してたけど、斉藤はあまり手荒な真似はしたくないから、エリーを飼ってたのでしょうね。

 大義の為に仲間を切り捨てるヅラ。モノローグでちゃんとフォローになってないフォローと直後にエリーに返り討ちにあってるあたりで帳消しになってるような。
 いわゆる悪いことを企んでて実行しててもかならず失敗して、最後にお仕置きくらって帳消しになり、むしろチビッコ達のハートを鷲掴みになるというロケット団方式ですわね。

 Zザベスって斉藤が名づけたのでしょうかね。エサやり当番週3が斉藤、週4で土日含まれるのが柱って結構斉藤有利なシフトですわね。単純に隊長と副長の差なんでしょうかね。
 斉藤とエリーが無口な物同士通じ合ってます。まあエリーはあくまでペットという扱いなんでしょうね。ここでエリーと斉藤が友達になっちゃったら今回のシリーズ終わっちゃいますからね。

「・・・・・
まァでもこれで良かったのかもしれねェよ
真選組と攘夷志士が友達になろうなんざ土台無理な話だったんだ
これでヅラも懲りて真選組から手を引くだろうし
アフ狼もアフ狼であきらめがついただろ
これでよかったんだよ
これで・・・・」

銀さん的には最悪の自体=桂の真選組潜入は阻止出来たから良かったけど、やっぱり斉藤と桂が友達になって欲しかった、依頼をちゃんと果たしたかったというのはあったのかもですわね。
 多分斉藤の思いは本物だったと思われますし。

「なんだ騒がしいな」
「あ、真選組だ
何か事件ですかね」
「どっかのバカ攘夷志士が隊に潜伏でもしてんじゃねェか」
「あれから一月ですよ流石にもういないでしょ」

 万事屋の3人がお買い物した帰りに真選組を目撃したって感じでしょうかね。銀さんが紙袋抱えてるのもですが、個人的に新八の買い物袋からネギが突き出てるのがツボでした。
 そしてこの会話からあの潜伏から一か月経ってること、そしてヅラと銀さんはそれだけ会ってないということ。何気にバカ攘夷志士という単語から銀さんはあれから会ってないヅラのことが心配だということが思い浮かばれますわね。

 そしてアフロ隊を率いてるのが柱さんことヅラでございます。・・・潜伏どころか組織拡大しておられます。
 考えたら獄門島を数日、連蓬を一瞬で手なずけてしまった攘夷志士のカリスマなんですよね。真選組くらい朝飯前なのかもしれません・・・。
 一応アプリのサキドリによりますと柱さんは真選組のエースとして三番隊隊長として活躍してるみたいですわね。
 真選組は芝居の可能性もありますけども、近藤さんのキャラからして芝居というのは考えにくい気がしますです。沖田は芝居の可能性もありますけどね、なんとなくすべてお見通しだけどあえてのっかってみましたという将ちゃんパターンな気がしますです。
 しかしサブタイが正義と裏切りのアフロでございますから、なんかサブタイが色々恐いことを妄想させますわね。・・・本当に一週間が長くて長くて仕方ないですわ。
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