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ロストインヨンカーズ in森ノ宮ピロティホール'13.11.25. [舞台、コンサート]

 昨日つぶやいたけど、ロストインヨンカーズを見てきましたですわ。おばさん三谷さんの新作舞台の大阪公演は必ず行くようにしてますです。本当は再演とかも見たいけどお金と余裕が本当にないので、出来る範囲内で・・・ということになりますですわね。

 今回もちょっと色々大変だったけど、何とか開演5分前に会場につきましたですわ。本当・・・おばさん山村紅葉かと言わんばかりの時刻表とにらめっこでしたもん。
 そして森ノ宮ピロティホールでございますが、普段行く三谷舞台と違って客層が・・・なんつーか、きっとあーおばさんと同類の方々がちらほらと・・・。こういうのって空気で感じ取れるんですよね・・・良い事なのかどうかは知らないけど。
 普段の客層は・・・まあマダムや年配の方々が多いのですが、今回は本当・・・ここ城ホ?って感じの雰囲気が多かったです。

 さてお芝居ですが、アメリカンコメディという感じでしょうかね。本当ふた昔前のアメリカンドラマ的な雰囲気というか、日本語吹き替えで見るよくあるジョニ~みたいな、奥様は魔女的なああいう日本語でやるとこうなりました的な面白さでしょうか。
 そして、第二次世界大戦時のアメリカ、ナチスとかああいうのが出てきて、三谷さんこの時代の作品多いなとか思ったりもしました。
 舞台は前半85分、休憩15分、後半15分という超長丁場でございますが、三谷作品だと割と普通にあるんですけど、今回は・・・ちょっと長く感じてしまいましたですわ。
 特に前半の部分が・・・なんか長いというか引き込まれる何かが足りないというか・・・うーん。でも前半のこの積み重ねがあったからこそ後半への畳み掛けが生きてきたのだろうなとは思うのですけどね。

 役者さんは草笛光子さんの厳しくも可愛そうなツンデレおばあ様が流石の貫録でございましたです。最初は厳しくて恐い人かなと思ったけど、糞不味いスープあたりからこの人実はただのツンデレじゃね?とか思えてきてそう見ると、なんか凄く可愛く思えちゃってきましたです。
 もうこの舞台の最大の見どころはこのおばあ様のツンデレぶりを楽しむことです。

 小林隆さんは、言わずもがなって感じですな。飄々と三谷臭を上手に醸し出してたって感じでございます。悪い人じゃないけど気の弱い騙されちゃう。でも家族のことを愛してるけど不幸にしちゃう小者を上手に演じてたかなと。
 長野里美さんも、流石でございましたです。出番は凄く少ないのですが、息を吸いながら喋るお芝居は難しいだろうなと思いつつも、それをまったく感じさせないのは凄いです。
 そして本当に2シーンくらいしか出番はないのですが、存在感とか本当に凄いです。かっさらうってこういうのを言うのでしょうね。

 浅利陽介さんと入江甚儀さんは癒しでした。実際物語を回すのはこの2人なんですけども。この二人演ずる子供の目線で物語が進行していくのですが、お兄ちゃんの浅利陽介さんは本当に良い子なんですよね。弟の入江さんは可愛いかったです。

 松岡は松岡でした(笑)。まあ役自体がチンピラで運び屋なんですけども。なんつーか登場から退場まで松岡でした。まあ多分三谷さんが求めてたのが松岡だったのでしょうね。
 前半終了直前にやっと登場するのですけども、松岡が出てくると舞台が一気に華やかになるんですよね。ジャニーズオーラ半端ないです。
 でも多分今回の舞台で足りないモノが松岡のスターオーラだったんだろうなとも思えたので、松岡が登場したときの凄い安心感もありましたです。松岡本当に凄いです。

 中谷さんですが・・・・多分、彼女は映像向きな方なのかなと今回の舞台を見て思ってしまいましたです。
 下手じゃないと思うのですが、今回の役は別の舞台慣れした女優さんで見てみたかったかなと思ってしまいましたです。
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